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介護保険はなぜ導入されたのか

介護保険制度は2000年の4月1日から導入されました。

これまでの高齢者ケアは自治体による行政処分であったため、利用者に選択権がありませんでした。

それが新しく保険制度としてスタートしたのです。

介護保険制度が導入された理由は大きく分けて3つあります。

第一はサービスを受ける人「介護を必要としている人」のニーズが変わったこと。

第二は介護を提供する企業に門戸を拡げ、サービスを競合させサービスの質を変化させようと試みたこと。

第三は高齢者介護負担の仕組みについて考え方ややり方を変える必要に迫られたこと。

などがその理由です。

現在、日本の65歳以上の高齢者の割合は6人に一人です。

最近のニュースでは「75歳以上は国民の1割を超えた」と言っていました。

高齢者の絶対数が今後増えていくのは確実で、介護保険の導入は必然に迫られたものでした。

介護が発生率(介護が必要となる度合)は65歳〜69歳では3.5%、しかし80歳を超えると22.5%、85歳を超えると2人に一人が生活の介助や支援が必要となってくるのです。

特に2020年以降は、75歳以上の後期高齢者が大幅に増加するため、介護の必要性は爆発的に増加するといわれています。

従来の介護は家族の役割でしたが異常ともいえる少子化や長寿化が進んだため、介護する側も高齢化し「老人が老人が介護をする老老介護や働きながら介護を続ける家庭が増えてきています。

結果、介護の負担で体を壊したり、将来を悲観して自殺者が出たりして介護が生活を破壊する事例が起きてきました。

介護の問題はどこの家庭でも一度は訪れる課題ですが、生活を破壊する可能性も含んでいる重要な課題になってきたのです。

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